レゾンデートル

どろどろしたときにかくやつです

p.41

 

ここ何年かきちんと伝えてきたつもりだったのにまったく伝わっていなかったし、軽く見られていたことに悲しくなって死ぬなら今だと思った。死ねなかった。結果ここにきた

 

どうして伝わらないのか、そもそも期待することなんて何年も前に諦めているしでもどうにかここでうまく生きていくための術としてこれだけはと頼んでいたことを、こう簡単にも壊されてしまう。それが命取りになり得るという想像すらもできない相手だと知らずにいた私がいけないのだろうかと思うほど悔しい。

 

ここからしばらくは記録の詳細、もし読んでくださる方がいたなら、最果タヒさんの話まで、飛ばしていいです。

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簡単に言えば家庭内で苦手な人間(あいつ)の名前を極力出さずにしてほしいというもの。突然現れたりとか不可抗力であればこちらも納得する、今日は違った。わたしとあいつは交わることがない。血が繋がっていてももうしばらく会っていないし親戚が死ぬとか正月とかイベント以外会う予定もない。今年の正月にあいつとあったわたしは顔を見る前の段階で過呼吸になるという、それくらいのレベルなのに、それを目の当たりにしていたはずなのにまだわからないんだね。その時もおまえは「?」で、どうしてこう学ばないのか、わたしもおまえも。伝わらない相手には一生伝わらないのに必死に伝えようとして、ただ自爆してその場をやり過ごしてなんとなく生き延びて。くだらないよね

今日は防げたよなと確信して、届かない想いを必死にぶつけてたら喉がイった。それだけじゃなくて、心も。またあの夏みたいに喋れなくなった方がよいのなら、そうします。でもおまえは全部を否定してくる。いつだって褒めてくれないしずっと認めてくれないね。おまえは2人とも子どもだといったのに、わたしばかり愛されていなくて馬鹿みたいで、いつだって我慢してきたことを知らないまま、耳を傾けようとも寄り添おうともしないまま、あの夏だって仕事を理由にわたしのことをみてくれなかったね。おまえのせいだっていいたいけど、いったらわたしが悪者になるからいえない。ぜんぶわたしが悪いことにすれば、おまえとあいつは満足げだった。またひとつ傷を増やして、それすらも隠さなければまた否定されていくから自分を殺して、殺したら苦しいから殺さずにいようと決めてもまた否定されて、そういう生き方しか、わからなくなってしまったんだよ。

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新しい本棚にある新しい本から、最果タヒさんの詩集をとって読んだ。41ページを読んで、気づいたら泣いていた。

「私が、世界を何度だって作り直してあげる。世界が滅びるなんて、なんてこともないんだよ。なんどだって、にくめばいいし、なんどだって殺せばいいんだ。」

「きみは死んだらおしまいだから、だから私は何度だって、死ぬなっていうし、世界を憎もうっていうよ。」

 

しにたいのにさ。ほんとにしにたいのに、どうしてもできないのがこれも私のダメなところで、でも誰かの思うわたしのいいところでもあったらいいのにとまた世界に期待してしまう。もういい加減この世界に、周りの人間に、期待するのは、やめたいです